24時間稼働させるのが無難ですが、EAの取引が入らない時間帯は電源を切っても構いません。

PCを自動でオンオフしたい場合は「PC 自動起動 自動シャットダウン」で検索して下さい。自動起動を利用する場合は、MT5/MT4が自動起動するように必ずMT5/MT4をスタートアップに登録して下さい。スタートアップの設定方法は「OS名(windows11等) スタートアップ」で検索して下さい。

VPS（24時間稼働する遠隔で利用できるパソコンのようなサービス）を利用するのも手ですが、VPSのスペックは一般的な自宅用PCより低く、回線も共有で遅い場合があります。スペックの低さと回線の遅さは約定力に影響します。特に最小スプレッドでのみ取引を行う当EAにおいて、最小スプのタイミングが少なく短い口座ですと、性能の低いVPSでは約定しない恐れがあります。

最小スプで取引する事は長い目で見て非常に重要です。仮に最小スプと平均スプに0.5pipsの差があれば1000回取引すれば500pipsも損益に差が出てきます。この差は致命的で、最小スプの取引は妥協していい要素ではありません。VPSよりもご自宅のPCとフレッツ光回線での運用の方が最小スプでの約定は安定します。

グラフィックボードなど積んでいて消費電力が極端に高いPCでは無い限り、VPSの利用料よりPCを常時稼働した電気代の方が確実に安くて経済的です。平均40Wh以内で収まるPCなら24時間放置しても電気代は月1000円以内ですが、有料VPSは最低でも月2000円からです。

PCを所有していない、騒音などの問題でPCを長時間稼働させたくない等の事情があり、どうしてもVPSが必要な場合は下記を参考にして下さい。

日本国内でFX用の有料VPSは、「ABLENET（エイブルネット）」と「お名前.com」が主流です。また、XM・Exnessが最低残高（1000ドル）と取引量の条件付きで無料VPSを提供しています。TitanFXでも60万円以上と一定取引量で無料VPSが利用できます。VPSの詳細は下記リンクからご確認下さい。

・条件付き無料のVPS一覧[PR]
【XM】ログイン後に上部メニューの「口座」から「VPS」を選んでリクエスト。
【Exness】サインイン後に左メニューの「設定」から「仮想専用サーバー」を選んで申し込み。
【TitanFX】ログイン後に左メニューの「VPS」からサインアップ。

先述した通り、VPSでは口座によっては最小スプ取引が約定しない可能性があります。有料VPSは無料または割安なお試し期間が設けられていますので、必ずお試し期間中にご利用される口座で問題なく約定されるかご確認下さい。VPSの詳細は下記リンクからご確認下さい。

・有料のVPS一覧[PR]
【ABLENET】10日間の無料お試し期間。比較的安価で最低限のスペックのWin2を推奨。
【お名前.com】定番VPS。MT5/MT4を1つ稼働なら最安の1.5GプランでOK。

もちろん手動で決済されても構いません。

手動で決済する場合は、右上の顔（MT5は帽子）マークを左クリックして[パラメータ]の[Trading…]を[全て決済（ノーポジ）]にして[OK]すればポジションを手仕舞いして、設定を戻さない限りは新規のポジションを建てません。

上記以外の方法で手仕舞いすると、広いスプレッドで取引したりスリッページの影響を受けたり、自動売買をオフにしてから手仕舞わないとすぐに同じポジションを建ててしまうのでご注意下さい。

羊飼いでAA以上の経済指標発表がある場合、基本的には21時でクローズします。

もし手動で停止したい場合は、右上の顔マークを左クリックして[パラメータ]の[Trading…]を[全て決済（ノーポジ）]にして[OK]すればポジションを手仕舞いして、設定を戻さない限りは新規のポジションを建てません。

EAの稼働時刻を設定して特定の時間で手仕舞いにする方法もあります。EAのパラメーターで[Close_Time]に停止時刻、[Open_Time]に再開時刻を設定する事で、任意の時間帯をノーポジにできます。時刻は日本時間では無く、MT5/MT4で表示されている時間を基準に設定して下さい。

はい、ありません。もちろん、EAの判断でロスカットは実行されます。

膨大なシミュレーションの結果、当EAにおいてはロスカットライン（ストップロス注文）を設ける方が不利益に繋がる事が確認されています。ロスカットラインを設けると一時的な乱高下やスプレッドの拡大でカットされるなど不利益を被る事が多々生じます。

当EAは順張りが基本の為、一時的に逆張りのようなポジションになってしまったとしても200pipsも300pipsもトレンドに逆らい続けるようなポジションを取る事は極めて稀です。その仕様自体がロスカットとして機能しています。また、デイトレードなので１ポジションの保有期間が数時間と短く損失が限定されています。

ここまでリスクが限定されている仕様において更にロスカットラインまで設けると、メリットよりも一時的な乱高下やスプ拡大の餌食になるというデメリットの方が際立ってしまいます。

当EAの最小スプでのみ取引するという利点もストップロス注文では機能しませんし、スリッページも回避できません。この損失の積み重ねがまるで手数料のように負担となり利益を圧迫してしまうのです。

これが当EAでロスカットラインを採用していない理由です。順張りを基本とし、適切な判断でしっかり損切りし、最小スプで取引するようなEAの場合、ストップロス注文はデメリットが多すぎる為に不要なのです。

ありません。どの時間足でも売買に差は生じません。

EAが問題なく稼働しているのでしたら正常です。

日によってはUSDJPY・EURUSDの何れかを一切売買しないケースがあります。稀にですが両方のペアを売買しない日もあります。理由は、EAの判断がニュートラルな状態である事が主です。

もし、設定などの問題で一切取引がされていない様子でしたら、自動売買の設定が無効になっていないか、EAのパラメーターで売買を制限していないかなどをご確認下さい。

VPSは、一般的な自宅用PCよりスペックが低く、回線も共有で遅い場合もあります。VPSの処理速度はメモリだけで無く、CPUの性能とそれを何人が共有しているかでも変わってきます。処理と回線が遅い事は約定力の低下に繋がります。

当EAは最小スプレッドでのみ取引を行う為、最小スプのタイミングが少ない・短いFX業者や口座ですと、性能の低いVPSでは延々と約定できない恐れがあります。数分遅れる程度でしたら損益に殆ど影響は無いので問題ありませんが、数時間ズレたり延々と約定しなければ問題です。

例えば、処理と回線が遅いせいで注文が1秒も遅れる環境の場合、1秒後に同じレートでない限りは注文が通らないと考えていいです。注文の遅延が大きければ大きいほど約定する確率は激減します。

一般的なスペックの自宅用PCでフレッツ光回線なら、最小スプで注文が成立する事は難しく無いです。しかし、VPSで最小スプの注文が迅速に成立するには、スペック（処理速度）と回線速度がそれなりに優秀である必要があります。

最小スプ以外で売買を許可する設定も可能ですが、損益に響くので最終手段として下さい。最小スプで取引する事は長い目で見て非常に重要です。仮に最小スプと平均スプに0.5pipsの差があれば1000回取引すれば500pipsも損益に差が出ます。この差は致命的で、最小スプの取引は妥協するべきではありません。

最小スプで延々と約定しない場合はVPSか口座の問題と考えられます。可能なら別業者の口座を試して、それでも約定しないならVPSの乗り換えをご検討下さい。

EAをセットしたチャート右上の顔文字がニコニコマークになっているかご確認下さい。（MT5の場合は帽子マークが青色かどうか）

ニコニコマークになっていない場合は、EAセット時に「全般」タブの「自動売買を許可する」にチェックを付けていない、または、MT5/MT4の「自動売買」を有効していない事が考えられます。

ニコニコマークにも関わらず、数日もポジションを持たない場合は下記の点が考えられます。

・表示専用ペアのチャートにセットしている。気配値が薄グレーのペアは表示専用です。
・証拠金不足（固定ロットの場合）。一旦、固定ロットを無効にして取引ロットが0にならないかご確認下さい。
・EAの「パラメーター」の「Trading…」を変更して「制限無し」以外にしている。
・EAの「パラメーター」の「Open…」「Close…」を変更して取引時間を短くしている。
・閲覧専用パスで口座にログインしている。

上記で解決しない場合、一度、違うFX業者や口座でお試し下さい。

当EAのパラメーターの「Option」にマイナス値を設定する事で取引を行うスプレッドを設定できます。

例えば、Optionに「-0.3」と設定すれば、0.3pips以内のスプで売買するようになります。（必然的にOptionによるロット指定はできなくなりますのでご了承下さい。）

最小スプでは一向に約定しない場合は当設定を行う事で約定し易くなります。この設定を行う場合、無駄に許容スプを広げすぎないように-0.1単位で微調整して下さい。最初は最小スプから0.1～0.2pips広げるくらいで様子を見て下さい。

許容スプを広げても約定しない場合、ご利用の環境または口座が致命的に約定力が低いと考えられます。環境か口座を見直す事を推奨します。

許容スプを広げると長い目で見ると損益に大きく響きますので、なるべく最小スプで約定する環境を整える事を優先して下さい。

PCの処理や回線が遅いと約定力が低下して最小スプでの取引が困難になります。低スペックなPCは避けて、フレッツ光回線を使い、なるべくWi-Fiではなく有線にして下さい。VPSの場合はスペックと回線が優秀なVPSを使うか、自宅PCでの稼働に切り替えるなどご検討下さい。

MT5のEAでは、証券会社によっては必要証拠金などのデータが正常に取得できない為、レバレッジ計算ができず取引ロットが0になってしまう場合があります。その場合、EAのインプット（設定）の「オプション」に直接ロット数を入力して下さい。1と入力すると1ロットで取引されます。

上記以外で取引ロットが0になってしまう場合は証拠金が少なすぎる可能性があります。その場合も「オプション」にロット数を直接指定する事で解決する場合があります。または、証拠金を追加するなどしてご対応下さい。

当EAは大きく分類すると３つのトレード手法から成りますが、ポジションはユーロドル・ドル円のいずれか１ポジションが基本となります。

日々のメイントレードはファンド追随トレードです。ネット上の情報を解析してファンドの狙いを予測してトレードを行います。その結果、基本的には中～長期のトレンドに順張りとなり易いですが、投資家のロスカットを狩り尽くした後などは反発狙いで逆張りに転じる場面もあります。

低頻度で発動するブレイク手法も搭載しています。この手法はスキャルピングとなり、早い時は数分、通常は３０分程度、長くても２時間程と比較的短時間のトレードとなります。高勝率を狙う為に厳選した条件でのみ発動し、発生頻度は極めて稀です。

有事の際の安全を優先したリスクオフ（決済）も稀に発生します。基本的には国内で速報が流れるより先に反応してリスクオフするので、かなり優秀なリスク管理となっています。

他にも細かいロジックがありますが、概ねは上記の通りです。一般的なEAとは次元の違うトレード手法なので、どのタイミングでどのように売買されるか明確にする事は困難です。普段とは異なる特殊なトレードが生じたら低頻度なレアロジックが発動したとお考え下さい。

当EAは、損切りは早めにし、利益は深く追う傾向にあり、トータル的に勝率5割程で利大損小となれば目論見通りとなります。勝率は利確を浅くして損切りを深くすればいくらでも高勝率にできますが、勝率5割程をキープして利大損小にするには本当に優秀な手法でないと不可能です。

当EAのロジックを簡潔に解説しましたが、利益や有事のリスクオフを保証するものではありません。投資判断はご自身で行い、ご利用は全て自己責任でお願いします。

端的にいいますと、勝ち易いのは出来高が多い時です。出来高が多い方がトレンド形成がされやすく一日の値幅も広いので大きい利幅が狙えます。また、ファンドの動向を読む事を主軸に据えた当EAは、多くのファンドが大口として参入している時期の方が利益を上げやすいのです。

出来高が少ない時期は当EAに限らず、どのような手法を使ってもデイトレードで勝つ事は困難です。例えば、朝5～9時に限定してトレードをして長期のトータルで勝てる人はほぼいないでしょう。そういう時間帯は値動きが少ない為に手数料（スプレッドなど）によるコスト負けが生じます。これは時間帯に限った話では無く、出来高の少ない時期も同じ事がいえます。出来高が少ない時期は一日の値幅が狭いので利幅が取れず手数料負担の割合が大きくなり勝ちづらくなります。

一例として、下記のユーロドルとドル円の日足チャートをご覧下さい。下部の棒グラフはレートが動いた回数で概ねの出来高を表しています。



このチャートの中で特に利益を上げづらいのは、ドル円の2020年半ばから2021年末頃にかけてです。その期間のドル円は出来高が少なく、日足の線が縦に短いのが分かると思います。これは一日の値幅が少なく、デイトレードで稼ぐのには向いていない事を意味します。

ユーロドルは2020年初頭までは閑散としていますが、それ以降は出来高が増えて日足も縦に長く、デイトレードには向いているといえます。通貨によって閑散期は異なり、基本的にはデイトレードは値幅のある通貨で行うのが定石となります。

2022年はユーロドル・ドル円ともに出来高が高騰しているのが分かります。2022年は安全志向の当EAでも400～600%もの利回りを出せたように優秀なトレード手法ならデイトレードで稼ぐのに適した時期だったといえます。

当EAはトレンドに強いですが、日々のトレンドが生じるのは出来高があってこそです。出来高は急変するものでは無く日々緩やかに変動するものなので将来的な予想は難しくありません。

当EAは長い閑散期に入ると自動的に稼働率は低下します。ユーロドルはこの先も盛況と閑散の時期を繰り返すでしょうが、ドル円は日本が少子高齢化と人口減少で世界への影響力が失われれば、長い閑散期に突入するでしょう。そうなった時は当EAは自動的にユーロドルのみで稼働する形となります。その時は、ドル円に代わるペアを採用する事も検討します。